Eコマースに必要なすべて!META Commerceリリース~!
本日は、Eコマースに必要なすべてを備えているソリューション、META Commerce(メタコマース)商品のリリースをお伝えします。
META Commerceソリューションは、FORBIZ KOREAが10年以上にわたり300以上のプロジェクトを通じて積んだ Eコマースソリューション技術をベースに作られたEコマースソリューション。NAVERクラウドプラットフォーム上で無料提供される予定である。(出典:デジタルタイムズ、2020.11)
昨年11月のソリューション契約締結のニュースに続き、ついに!!
NAVERクラウド専用商品として発売された#メタコマース #METACommerce
一緒にチェックしてみましょう!
META Commerce(メタコマース)とは、どのような商品ですか?
META Commerceは、企業型ECP会社であるFORBIZ KOREAの経験やノウハウ、技術が詰まったクラウドベースの「独立型Eコマースソリューション」です。Eコマースへのアクセス方法、構築時間、コスト、人材の専門性、運営方法など、顧客が抱えている様々な問題やニーズに対して一緒に向き合っています。
META Commerceは、エンタープライズ級の設計構造と機能の専門性、NAVERクラウドのインフラをベースにした安定性と拡張性、そして自由なカスタム環境を提供し、専門家のエコシステムを形成します。
META Commerceの特長#1.オープン型の無料ライセンス
META Commerceは無料ライセンスによる独立型ソリューションで、ショッピングモールをカスタマイズして構築・運営しています。
クラウドインフラのカスタマイズができることが大きな特長ですが、
カスタマイズの後にもパッチアップ(アップデート)が提供されること!忘れないでくださいね :)
META Commerceの特長#2.エンタープライズ級のソフトウェア構造設計
年間売上高500億ウォン以上規模ののショッピングモール運営の経験に基づいて、META Commerceソリューションはエンタープライズ級プロセスとして設計・検証されました!
300以上のプロジェクトで検証された大容量DB、大容量トラフィックとパッチアップ設計まで…!スタートアップから大型モールまで運営できます。(ふふっ!)
独立型ショッピングモールを検討中のスタートアップから流通会社まで運営可能なMETA Commerce
META Commerceの特長#3.Ecosystemサービスを提供
META Commerceは様々なプラグインと付加サービスを提供します。ビジネス拡張のための様々なプラグインや付加サービスは、必要なときに申請、決済、承認を経てすぐに~!利用できます。開発、デザイン、マーケティングの専門家でエコシステムを構成し、顧客とパートナーがつながるようMETA Commerceが専門パートナーエコシステムを提供いたします。
META Commerceの利用料金について教えてください!
先にも申し上げたように、META Commerceソフトウェアライセンスは無料です!お気軽に利用してみてください。
無料提供
付加サービスとインフラ
有料サービス
インフラ
2週間無料、2週間猶予(計1か月無料)
※ ソフトウェアライセンスは無料で提供され、クラウドインフラは無料クレジットが提供されます。
** ただし、クラウドインフラは4週間の無料提供後、有料へ切り替わります。
META Commerceの活用事例を紹介してください!
[優れた構築事例 - Pulmuone]
[優れた構築事例 - Barrel]
以上、META Commerce(メタコマース)商品の紹介でした。
Eコマースに興味のある方なら絶対に「META Commerce」にも目がいくと思います。 *_*
独立型無料ライセンスのEコマースソリューション
META Commerceの詳細をみる
NAVERクラウドのインフラの活用によって安定性と拡張性の高い環境構築ができるMETA Commerce!
ぜひご利用ください!:D
API Gatewayを活用したOpen APIサービス作り
皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです。
本日はAPI Gateway商品についての簡単な紹介と、これを用いてOpen APIサービスを作る方法を説明します。
最近は多くのサービスがAPIの形で制御できるように開発されており、そのAPIはOpen APIの形で一般のユーザーに提供されています。例えば、NAVERクラウドプラットフォームから提供されているMapsやCAPTCHAといった様々なOpen APIサービスは、API Gatewayを用いて提供されています。
このようなOpen APIを提供するには、セキュリティや認証、使用量の制御、APIバージョン及び明細書の管理、急なトラフィック増加など、考慮すべきことがたくさんあります。しかし、NAVERクラウドプラットフォームから提供されるAPI Gateway商品を利用すれば、このような点を気にすることなく手軽にOpen APIサービスを構築できます。
API Gatewayではカスタム認証、Swagger UI、API Overviewを通じてAPI Documentを管理できます。また、Stageのリリース履歴を管理してAPIバージョンを管理したり、以前バージョンにロールバックする機能やリリースしたAPIに対するSDKをダウンロードできる機能など、Open APIを運用するうえで便利な機能を提供しています。
API Gatewayの詳細をみる
では、これからAPI Gateway商品を用いて以下のような条件を持つOpen APIサービスの作り方を説明いたします。
▶ 発行したAPI KeyでのみOpen APIを使用するように制限
▶ API Key別の使用量制御機能(日/月)
APIの登録・リリース
まずはユーザーガイドを参考にして、API Gateway商品に対し「API登録」と「APIリリース」を行ってください。
それからOpen APIサービスに合わせて、一部の設定を以下のとおり変更してください。
Productの購入方法には、「公開 - 自主購入」と「保護 - 承認必要」があります。
▶ 公開 - 自主購入:商品のAPIを誰もが使用できます。
▶ 保護 - 承認必要:商品のAPIを使用するには、掲示者の承認が必要です。
ここでは、特定のAPI KeyでのみAPIを呼び出すよう制限する必要があるので、Productの購入方法を「保護 - 承認必要」に変更します。
Productの購入方法を変更したとしても、メソッドで「API Key必要」の設定がインアクティブ状態になっていると、このメソッドはAPI Keyなしで使用できます。
よって、制限が必要なメソッドは「API Key必要」の設定をアクティブにしてください。 カスタム認証のロジックをAPI Gatewayで処理したい場合、Authorizerが利用可能ですのでご参考ください。
トラフィックの急送に備えるため、StageのThrottlingはエンドポイントの可用量に合わせて設定を行ってください。この設定により、Throttling設定以上のトラフィックが発生する場合は、API Gatewayから「Throttle Limited」というエラーメッセージがリターンされます。
また、Usage Planが連結されていないAPI Keyの使用を防ぐために、StageのDefault Usage Planのリクエスト処理限度を0に変更します。
本格的なOpen APIサービス作り
NAVERクラウドプラットフォームのOpen APIの使用方法
NAVERクラウドプラットフォームから提供される商品のOpen APIを使用するには、認証キーが必要です。認証キーの作成および呼び出し方法は、ガイドをご参照ください。
API Gatewayコンソールから提供されるすべての機能は、Open APIで提供されています。
この中からOpen APIサービス作りに必要なAPIを確認してみましょう。
以下のAPIを使用するには、先ほど作っておいたProduct、API、StageのID情報が必要です。
リリースされたStage Documentのリンクをクリックすると、URLから必要なIDを取得できるのでご参考ください。
ここからは、以下の機能を提供するために必要なAPI GatewayのOpen APIについて説明いたします。
▶ API Keyの使用量の変更および確認
▶ API KeyのPrimary/Secondary Keyの変更
1. Open APIを使用するためのAPI Keyの発行および使用量の設定
以下の順序でAPIを呼び出してAPI Keyを発行し、そのAPI Keyを用いてOpen APIを使用できるように設定します。
API Keyの使用量を制御するには、API KeyにUsage Planを作成して連結します。
使用量の制御は、Usage PlanにつながったStageの使用量を合算して処理されます。
複数のStageを一つの使用量として制御したい場合は、Usage Planに複数のStageを連結してください。
▶ Usage Planを作成 - StageにUsage Planを連結する - API KeyのUsage Planを変更
2. API KeyとUsage Planの削除
使用しないAPI KeyとUsage Planを削除してください。
3. API Keyの使用量の変更およびキーの更新
API Key別に作成したUsage Planの設定を変更して、使用量を制御できます。
API Keyの漏洩などにより、API Keyを変更する必要がある場合に使用します。
4. 使用量の確認
API Keyが呼び出した使用量と日/月別の使用制限設定を確認できます。
API KeyとUsage Planの最大作成数の制限
API Gatewayでは、アカウント別にAPI KeyとUsage Planを作成できる最大数が以下のように制限されています。
▶ API Keyの最大作成数:500
▶ Usage Planの最大作成数:300
この制限を調整したい場合、NAVERクラウドプラットフォームのお客様サポートまでお問い合わせください。
NAVERクラウドプラットフォームにオンラインでお問い合わせる
ここまで、API Gatewayを活用してOpen APIサービスを作る方法を紹介いたしました。
さらに知りたい点はコメントやNAVERクラウドプラットフォームのお客様サポートを通じてお問い合わせいただければ、回答いたします。
次回の投稿でも有益な情報を提供いたします!
引き続きよろしくお願いします。
ラッシュガード韓国1位「バレル」、 トラフィックにもサーfバーダウンすることなく、売上増につながった秘訣は?
今日は、ラッシュガードと言えば真っ先に浮かんでくるサーフブランド「バレル」のクラウド活用事例についてご紹介します。
最近大きな話題を呼んだドラマ「夫婦の世界」で熱演した女優ハン・ソヒさんを新しいモデルに抜擢し、ウォータースポーツだけでなく、ヨーガやピラティス用スポーツウェア[バレルフィット]にも力を入れています。
「バレルデー」または「スウィムデー」という言葉を一度はお聞きなっていると思いますが、バレル社は毎年後半期に定期バーゲン・セールを行っています。(ちなみに、今年はレギンスデ-を用意しているとか!) 破格の割引で毎回、話題のキーワード1位となり、売上を大きく伸ばしています!
このように最近は、大規模のオンラインプロモーションが活発に行われ、消費者から評判を得ています。しかしながら、その人気と共にできるトラフィックによるサービス障害は、避けて通れない存在になってしまい頻繁に起きています。それを解決するためにクラウドを活用すれば、プロモーション中はサーバーを柔軟にスケーリングする一方で、プロモーション終了後は通常のサイズに戻すことができます。それにより、企業側は費用・運営の負担を減らせる一方で、消費者側はアプローチしやすくなります。
バレル社が大規模なトラフィックにもサーバーダウンすることなく、成功的にプロモーションを開催できたのは、クラウドインフラが大きく貢献しました。バレル社は昨年までは、韓国のある有名な電子商取引プラットフォームを介しプロモーションを進行しましたが、トラフィック急増によってサイトが麻痺してしまい、オンライン売上のほとんどは、NAVERストアファームから発生しました。バレル社は、それを教訓にしてNAVERクラウドプラットフォームに切り替え、その結果、50倍以上のトラフィックが増加したにも関わらず、サイトへの接続はスムーズで、安定的にプロモーションが行われました。
その結果、通常と比べサイトのページヴューは70倍増加、ユニークユーザー数は39倍増加となりました。
安定的なサービスの提供に向けたインフラ活用は、バレル社だけでなく、他のネット通販やネットサービス業者の方々も大変お気になるところではないかと思います。
“ バレルはどうやって大規模なトラフィックにもサーバーダウンすることなく、安定的なサービスが可能だったのか。
通常のバレル社のウェブインフラは、ウェブサーバー2台、画像処理1台、DBサーバー2台、検索サーバー1台で構成されています。但し、プロモーションではウェブサーバー45台、画像処理2台、DBサーバー5台、検索サーバー3台に増設しました。更に、機会損失を回避し様々なコンテンツを素早く配信する「CDN」や、サーバーの性能と負荷量を考慮しネットワークトラフィックを分散させる「ロードバランサー」も使用しました。
[インフラ構成図 before]
[インフラ構成図 after]
他にもサービス中に記録されるログを一箇所にまとめて保存し、簡単に分析できる「’Cloud Log Analytics」や、様々なセキュリティ上の脅威をリアルタイムで検知する「Security Monitoring」、データを安全にバックアップできる「Backup」も活用しました。ポイントを下記の通りまとめてみました。
- 従来と比べ20倍Scale outしたウェブサーバー
- DBサーバーの柔軟なScale up / out
- CDN(Contents Delivery Network)適用
サーバーダウンはせず売上はアップ!NAVERクラウドプラットフォームと一緒なら実現できます。ここまで、NAVERクラウドプラットフォームを活用することで、トラフィックの急増にも安定的なサービスができることをバレル社の事例から紹介しました。
お問い合わせは、NAVERクラウドプラットフォームの顧客サポートまでにお願い申し上げます。
ありがとうございました。
Terraformを活用したNAVERクラウドプラットフォームVPCインフラの構築
皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです。
本日は、インフラ自動化のためのIaC(Infrastructure as a Code)のオープンソースであるTerraformを活用して、VPC環境を構築する方法をご紹介します。
では、始めましょう!
VPCとは?
VPCを分かりやすく説明するために、以下のように仮定します。
- N Companyという会社では、同じソリューションを3つのテナント(A、B、C)に提供します。
- N Companyが管理する1つのアカウントで各テナント専用のインフラを作り、独立的にサービスを提供しています。
既存のクラシック(CLASSIC)環境(VPCがない環境)だと、上図のようになります。
この環境では論理的にネットワーク環境を共有しているので、以下のような問題が生じます。
1つのアカウントでマルチテナントに対してサービスを提供する場合、各テナント間の通信が可能であるため、ACG(Access Control Group)などを通じてアクセス制御を別途設定しなければなりません。システムが複雑になると、このような設定はますます難しくなります。
各サーバのプライベートIPを直接設定することができないため、各テナントのネットワーク環境を同一に構築することはできません。
例) テナント別DBサーバのプライベートIP
- Aテナント 10.53.1.56
- Bテナント 10.46.12.41
- Cテナント 10.61.51.23
上記のように同じ目的のサーバのプライベートIPがテナントごとに異なるため、テナントごとにIPアドレスを設定する必要があります。
また、サーバのプライベートIPは作成時にランダムで付与されるため、IP帯域を介したアクセス制御は難しいです。
では、VPCはどのようにして問題を解決してくれるのでしょうか。
NAVERクラウドプラットフォームのVPC(Virtual Private Cloud)は、パブリッククラウド上で提供される顧客専用のプライベートネットワークを意味します。
上記の環境でVPCを適用すると、以下のようになります。
N Companyから提供される各テナントのネットワークは、VPCを通じて完全に独立的に提供されます。すなわち、ACGを別途設定しなくても隔離されたネットワーク環境が作られます。
VPCごとに独立したIP帯がを提供されるため、サーバ作成時に希望するプライベートIPを設定できます。テナントごとに同じ設定値を利用することができ、サーバの作成前にどのようなプライベートIPを持つことになるか予測できます。
例) テナント別DBサーバのプライベートIP
- Aテナント 10.0.1.7
- Bテナント 10.0.1.7
- Cテナント 10.0.1.7
Subnetを通じて希望するプライベートIP帯域を設定することができ、それによりIP帯域を用いたセキュリティ管理も効率的であることが分かります。
上記のようにVPCは隔離されたネットワークを提供することにより、管理やセキュリティ面で既存のCLASSIC環境より優れています。
VPCは他VPCネットワークと論理的に分離されており、既存の顧客データセンターネットワークと同様に実装できます。Subnet(Subnet)はVPCネットワーク空間を細分化して使用できる機能です。
VPCに関する詳しい説明は、ガイドをご参照ください。
VPCシナリオ
今回の投稿で、Terraformで構築するシナリオは以下のとおりです。
上記シナリオでは、1つのVPC環境でKR-2 ZONEのPublic SubnetにFEサーバを置き、Private SubnetにWASのようなServerを1台ずつ作成します。
構造に関する理解を助けるため、構造について簡単に説明いたします。
1. VPC
ユーザー専用の仮想ネットワークで、すべてのリソースはVPC内で作成されます。例題の中のVPCは10.0.0.0/16のCIDRブロックを持ち、このVPC内では10.0.X.X形式のIPv4アドレスを65,536 (256²)個提供します。
Subnet
VPC内のアドレス範囲を指定できます。PrivateとPublicの2つのSubnetを提供します。Subnetが属するZoneを指定できます。KR Regionを基準に、KR-1またはKR-2に作成できます。高可用性のため、2つのZoneにそれぞれサービスを構築できます。
2. Public Subnet
例題では10.0.0.0/24のCIDRブロックを持ち、このサブネット内では10.0.0.X形式のIPv4アドレスを250個(Reserved IP address 6個は除く)作成できます。
Public Subnetの場合、基本的にInternet Gatewayとつながっているため、外部との通信が可能で、外部からもSubnetにアクセスできます。要塞ホストを置くのに適しています。
3. Private Subnet
例題では10.0.1.0/24のCIDRブロックを持ち、このサブネット内では10.0.1.X形式のIPv4アドレスを250個作成できます。基本的には外部ネットワークが遮断されていて、VPC内でのみ通信が可能です。しかし、NAT Gatewayを用いるとインターネットに接続できます。WASやDBといったサーバはここに置きます。
4. Internet Gateway
VPCを、外部とのインターネット通信ができるようにします。
(VPC作成時に基本提供されるため、Terraformでは当該リソースは扱いません。)
5. NAT Gateway
Private Subnetが外部との通信を行えるようにします。
(通常、OSのパッケージをアップグレードしたり、外部インターネットのAPIを呼び出すために接続します。)
Private Route Tableを介して接続されます。
6. Route Table
VPC作成時には、基本的にPublicとPrivateのルーティングテーブルが作成されます。ルーティングテーブルは、VPC内で他のインスタンスとの通信を可能にしてくれます。Publicは、Internet Gatewayとつながっていてインターネット通信を可能にし、PrivateはNAT Gatewayに接続してインターネット通信を可能にします。
7. Network ACL
セキュリティのためにACGまたはNetwork ACLを使用しますが、ACGはサーバのInbound/Outboundトラフィックを制御し、Network ACLはサブネットのInbound/Outboundトラフィックを制御できます。基本的には0.0.0.0/0ソースに対してallowされているため、セキュリティのためにACLルールの設定が必要です。
この例題で作成されるリソースは以下のとおりです。
VPC 1個
* Terraformのインストール
Terraformはこちらからダウンロードできます。
$ unzip terraform_0.14.2_linux_amd64.zip && mv terraform /usr/bin
$ terraform version # 설치 확인
Terraform v0.14.2
例題コードの構造
例題では、以下のようなファイル構造を持ちます。
当該例題コードはこちらで確認できます。
variables.tf
このファイルではTerraformコード内でよく使われる値を変数として設定します。
リソース名を簡単に設定するため、name_scn02を設定します。この値は好きなように変更してもかまいません。
SSH接続時に、Network ACL設定のためのclient_ipを入力します。
ポータルで認証キー情報をaccess_keyとsecret_keyに入力します。
(この値はポータルにログインして、マイページ > 認証キー管理より確認できます。)
main.tf
このファイルにはproviderの設定とVPCを含むほとんどのインフラコードが含まれています。
まずはncloud providerの設定を行います。ここではsupport_vpcをtrueに設定して、VPC環境を使用します。(重要)
1. VPC (ncloud_vpc)
始めに、ncloud_vpcリソースを用いてVPCを定義します。当該リソースに関するガイドはこちらで確認できます。
上図のように、VPC作成時には基本的にInternet Gateway、Route Table、Network ACL、ACG(Access Control Group)が作成されます。
ipv4_cidr_blockは10.0.0.0/16に設定します。10.0.X.Xのような形式のIPv4アドレスを65536個(256 x 256)持てることを意味します。VPCの名前はvariable.tfにあるname_scn02をヒントにして「tf-scn02」と作成される予定です。
2.Subnet & Network ACL (ncloud_subnet、ncloud_network_acl)
図のようにPrivate SubnetとPublic Subnet、それからNetwork ACLを定義します。
Public Subnetは基本的に提供されるInternet Gatewayを通じて外部との通信を行うため、Frontend(要塞ホスト)サーバを置いてサービスを提供します。
Private SubnetはVPC内でのみ通信が可能で、BackendサーバのWASやDBサーバなどを置いてサービスを提供します。
SubnetはVPCの中に作られるため、vpc_noを指定する必要があります。
上で設定したVPC ncloud_vpc.vpc_scn_02.vpc_noに設定します。ZONEはKR-2と定義します。
Terraformでは、cidrsubnet(10.0.0.0/16, 8, 1)のような関数を用いてCIDRブロックを計算できます。
詳しい内容はcidrsubnet Functionをご参照ください。
Subnet作成時にはNetwork ACLが必要になるので、network_acl_noを指定します。
VPC作成時に基本提供されるNetwork ACLに設定することもできますが、PrivateとPublicのACL設定を別々にするために、それぞれ作りました。
セキュリティのためのACLルール設定は、7. Network ACLで説明します。
3. Server (ncloud_server)
VPC環境でサーバを作成できるSubnetが完成しました。では、ここからはServerの作成方法に進みます。
VPC ServerはSubnetを指定する必要があります。例題では、それぞれPublicとPrivate Subnetを参照しました。
server_image_product_codeを通じてサーバ画像を設定することもできますが、例題ではCentOS 7.3に指定しました。
サーバ画像コードをインポートする方法は、データソース:ncloud_server_imagesをご参照ください。
server_product_code設定でサーバのスペックを指定することができます。入力しないと、最も低いスペックに設定されます。
そのコードはデータソース:ncloud_server_productsをご参照ください。
resource "ncloud_public_ip" "public_ip_scn_02" {
server_instance_no = ncloud_server.server_scn_02_public.id
description = "for ${var.name_scn02}"
}
外部からこちらのFrontendサーバにアクセスできるようにし、管理者もSSHにアクセスできるように、グローバルIP(Public IP)を上記のように設定してサーバとつなぎます。
4. NAT Gateway (ncloud_nat_gateway)
ここまででサービスのための全体図がある程度完成しました。
ところが、Private Subnetにあるサーバで外部のパッケージをダウンロードしたいのに、インターネットがつながりません。どうすればいいでしょうか。
NAT Gatewayを通じてPrivate Subnetから外部のインターネットに接続できます。
NAT GatewayをKR-2 ZONEに作成します。
5. Routeの設定 (ncloud_route)
しかし、NAT Gatewayを追加するだけでは外部との通信ができません。
問題は、Private Subnetで外部通信(0.0.0.0/0)がNAT Gatewayまで行けるように道を作らなければならないことです。
これは以下のようにRoute設定を通じて行います。
ncloud_route_tableリソースを通じてRoute Tableを作成できます。
VPCで基本として作成されたRoute Tableを使用する予定です。
基本的にRoute TableはPublic用とPrivate用にそれぞれ1つずつ作成されますが、NAT GatewayをつけるためにPrivate Route Tableを参照します。
destination_cidr_blockを0.0.0.0/0に指定し、このアドレスに向かうリクエストをNAT Gatewayに向かわせます。
target_typeとtarget_noは、上で定義したNAT Gatewayを参照します。
6. SSH接続とコマンドの実行
TerraformではNull Resourceを通じたSSH接続が可能で、remote-exec Provisionerを通じてls -alといったコマンドを実行できます。
以下のコードは、Network ACLルールがうまく適用されたかどうかをls -alコマンドを実行して出力します。
ここまでコードを作成したら、サービスのためのインフラ準備全般ができたと言えますが、
セキュリティのため、さらに行うことが残っています。
security.tf
Subnet & Network ACLでNetwork ACLを作成しましたが、基本Network ACLルールはすべてのIPとportに対してallowされている状態です。すなわち、外部からSSHやサービスにアクセスしてハッキングするリスクがあるという意味です。
以下の例題では、セキュリティのためのACLルールを設定してみましょう。
7. Network ACL (ncloud_network_acl_rule)
NAVERクラウドプラットフォームは、VPCのセキュリティ強化に使用できるACGとNetwork ACLの2つの機能を提供します。
詳しい内容は、説明書 > NETWORKING > VPC > セキュリティをご参照ください。
まずはPublic SubnetとつながるACLルールを設定しましょう。
▶ Public Subnet:Inbound
▶ Public Subnet:Outbound
次は、PrivateのSubnetのACLルールを以下のように設定します。
▶ Private Subnet:Inbound
▶ Private Subnet:Outbound
上記コードでは、約24個のルールをハードコーディングするとソースコードが長くなってしまうため、localsとdynamicのBlockを用いてルールを作成します。
これでTerraformコードの作成が終わりました。では実際にインフラを作成してみましょう。
リソース作成計画 (terraform plan)
コードが無事作成されれば、上記のようにPlan: 14 to add, 0 to change, 0 to destroy.と表示され、実際の適用時に14のリソースが作成されることになります。では、以下のterraform applyを通じてリソースを作成してみましょう。
リソースの適用 (terraform apply)
以下のようにterraform applyのコマンドを実行してPlanをもう一度確認し、yesを入力してリソースを作成します。
それからnull_resourceからSSHにアクセスしてみれば、ls -alもうまく実行されたことを確認できます。
では、リソースのうちサーバがうまく作成されたかどうかをコンソールで確認してみましょう。
上のようにサーバ2台が正しく作成されたことが確認できます。
その他のリソースは、Terraformガイドを参考にして追加することができます。
今回の記事では、Terraformを用いてVPC環境でServerを作成し、サービスを提供する方法を説明いたしました。
VPCのような複雑な環境でTerraformを活用すれば、大規模なインフラ環境をより一層効率的に管理できます。
お役に立ちましたでしょうか? 次回の投稿でも有益な情報を提供いたします。
引き続きよろしくお願いします。
建陽大学医療人工知能学科:高性能クラウドサーバインフラの活用
一言話しかけるだけで曲を流してくれる人工知能スピーカー、
テキストを声に変えてくれる人工知能ダビング、
世界の囲碁チャンピオンに勝ったAIプログラムまで。
(アルファ碁ちゃん…元気でやってる…?)
私たちがこれまで見てきた、そして現在見ている人工知能の姿です。短ければ10年後、長ければ100年後の世界を大きく変える技術として挙げられる「人工知能(AI)」。医療分野のAI技術を研究し、地域社会と共に成長する建陽大学の医療人工知能学科を訪ねました。
NAVERクラウドの顧客でもある建陽大学の医療人工知能学科。どんな研究をして、地域社会の発展のためにどんな努力を傾けているのでしょうか。
建陽大学の医療人工知能学科を訪ねる。
[インタビュー] 建陽大学医療AI学科 キム・ウンシク教授
Q1: 建陽大学について紹介してください。
建陽大学は、「学生中心の教育」と「責任教育」を最高価値として実践する大学です。1991年に開学した建陽大学は「真の人徳を備えたクリエイティブな人材の育成」を建学理念とし、「一度教えたら最後まで責任を取る」という設立者のキム・ヒス博士の精神に基づき、「学生中心の教育」と「責任教育」を最高価値として実践してきました。
大学教育の競争力と質を高めるため、「産業連携教育活性化先導大学(PRIME)」、「教育の質の高い大学(ACE)」、「CK(university for Creative Korea)」事業など数多くの主要国策事業に取り組み、その結果、5年連続で就職率トップ5、韓国大学初となる世界3大デザインコンテストにて主要賞受賞、Apple Distinguished Schoolなどに選定されるといった成果を出してきました。
また、「生命工学先端研究団地 & 産学融合事業」により特性化キャンパスを運営し、実用的な「創意」・「融合」教育に基づいて優秀な人材を育成し、地域発展に必要な原動力を提供してきました。大田(テジョン)メディカルキャンパスは建陽大学病院と連携した大規模な研究センターの構築による先端医療融合技術研究団地であり、論山(ノンサン)創意融合キャンパスは国防及び軍事関連産業に基づいて地域産業を先導し、Active learningをリードする産学融合キャンパスとして成長・発展しつつあります。
Q2: 医療人工知能学科と産学協力団について紹介してください。
韓国教育部が選定した最先端学科として輝かしい医療人工知能学科は、AI技術を迅速に開発・商用化し、AI先導国として跳躍するための優秀人材の育成を目指しています。そのため、様々なAI技術を学んで自然言語処理、画像分析、自律走行、チャットボットなど多くの分野に応用できるAI開発能力を強化することに重点を置いています。特に、医科大学内の情報医学教室の医科大学院生は、大学病院の研究陣と共に医療AI分野のプロジェクトを進めており、共同研究を行っています。
建陽大学の産学協力団は2004年の立ち上げられて以来、建陽大学の2大キャンパス(大田メディカルキャンパス、論山創意融合キャンパス)の特性を活かす戦略を基に、融合型実用人材の育成に向けて現場中心の特色ある教育やクリエイティブな研究拡大に尽力してきました。優秀な研究人材を活用した技術開発や体系的な研究支援、技術の事業化に邁進して卓越した研究成果の拡大モデルを先導し、地域の企業に総合コンサルティングサービスを提供する専門メンターの役割を担い、企業の競争力確保をサポートしています。これにより大学の研究力強化や特性化に寄与するだけでなく、技術開発や事業化支援に至る多角的な支援を通じて地域社会の発展に大きく貢献しました。
また、産学協力の体系化に向け舒川(ソチョン)、唐津(タンジン)、公州(コンジュ)など8か所に地域産学協力センターを運営し、自治体に合わせて産学協力を先導しており、産業別に特化した支援組織としてBIZ-HUBを運営しています。大学の起業教育と支援のための起業保育センターを運営しているほか、韓山(ハンサん)からむし織、忠清南道のブランド酒事業団など地域産業をサポートしています。また、製造・研究の基盤施設が十分整っていない中小企業を支援するための中小企業産学協力センターと共同活用設備センター、産業デザインセンター、技術事業化センターを運営しています。
Q3: NAVERクラウドとの協力も活発に行っているとのことですが、内容を簡単に紹介してください。
医療人工知能学科で授業を行うには、大容量データを処理できる高性能なサーバリソースが必要です。ここで必要なGPUサーバリソースに関連する技術支援をNAVERクラウドから提供していただいています。去年は新型コロナウイルスによる非対面授業の拡大で、2,000以上のオンライン講座に円滑に対応するため、LMS(受講管理システム)をNAVERクラウドプラットフォームベースで構築しました。変化に対して柔軟に対応できない既存の物理電算資源の代わりにクラウドを活用中というわけです。NAVERクラウドプラットフォームがLMSシステムの構築でインフラの役割を担ってくれました。
Q4: NAVERクラウドを選択した理由とメリットについて教えてください。
多くの大学とのクラウドインフラ構築やコンサルティングをされた経験が大きく作用しました。トラフィック変化への対応のコツや状況別の所要費用など、大学の必要事項や疑問を正確に理解し、ソリューションを提示してくれました。また、NAVERクラウドは韓国国内にデータセンターがあるため、データの主権を守りながら研究を行うことができ、必要なインフラリソースを安全かつ迅速に利用できるところがメリットといえます。 アカデミック支援プログラムの「グリーンルーキー(Green Rookie)」プログラムも大学にとって非常に有益ですが、先日締結した業務協力(MOU)によって提携の特典を提供して頂いています。
Q5: 「グリーンルーキー(Green Rookie)」プログラムの特典は何ですか?
建陽大学の在学生と教職員に、NAVERクラウドプラットフォームサービスを無料で使用できるクレジット、技術資格証の受験料クーポン、クラウドコンピューティング関連のオンライン・オフライン教育プログラムが提供されます。特に建陽大学のメールアドレスさえ持っていれば、クレジットが支給されてクラウドインフラリソースを気軽に活用できますが、学生や教職員にとってこれ以上の特典はありません。
Q6: 昨年9月には医療人工知能学習モデル開発ハッカソン(Korea Health Datathon)を主管されましたが、結果はどうでしたか?
そうですね。昨年9月21日から5日間、NAVERクラウド主催、建陽大学病院と国立がんセンター、建陽大学医療人工知能学科の主管により、オンライン「第2回コリアヘルスデータソン(Korea Health Datathon)」が開催されました。韓国で初めて実際の医療データを活用して、疾病診断プログラムを開発するコンテストでした。この大会は、韓国知能情報社会振興院による「2020人工知能学習用データ構築事業」の成果として構築された学習用データの活用に向け、医療映像とコホートデータを活用して実際に実装できる人工知能学習モデルを企画・開発するために設けられました。
ソフトウェア開発者、大学生、サラリーマンなど様々な職種から全50チーム(160人余り)が本選に参加し、副鼻腔炎と乳がん疾患をテーマに2つのグループに分かれて、AI技術を融合したモデル開発を行いました。副鼻腔炎では「ホンカムラ」チームが、乳がんでは「CNUCV」チームがデータソン大会で優勝しました。実際の患者の医療データとAIディープラーニング技法を活用して、疾病を見つけ出すプログラムを開発する大会であるだけに非常に有益で意味ある大会であったと、参加者から多くの好評をいただきました。
Q7: 今後の医療AI関連産業や研究方向について、建陽大学の展望をお聞かせください。
治療中心から予防中心への次世代医療環境のパラダイム変化を、既存の医療技術や工学技術で実現するには現実的な限界があります。そのため、「AIの応用」という新しいチャレンジを進めています。
医科大学の情報医学教室や大学病院の医療情報室、ヘルスケアデータサイエンスセンターなどの病院と協力関係にあるSELVAS AI Inc.、VUNO Inc.、Lunit Inc.など様々なAI会社と協力し、大学病院やAI関連産業体がテーマを提案できるシステムを構築しました。これにより大学病院や企業メンターが参加して、地域内における関連分野の研究所や企業との緊密な協力を通じてプロジェクトを進め、AI専門能力を備えた、医療分野に特化したAI人材を育成する計画です。
Q8: 産学協力という面からNAVERクラウドをはじめとする企業に期待する点は何でしょうか。
人工知能技術が急速に発達し様々な分野に応用されている状況で、自然言語処理、自律走行、チャットボットなど一般人にとっても馴染み深い分野の技術も速いテンポで適用されつつあります。その中でも価値と専門性の高い医療分野で迅速な技術開発が行われ、新しい産業が出現しています。
ところが、韓国の人工知能人材は絶対的に不足しており、短期間でに人工知能専門能力を備えた、医療分野に特化した人工知能人材を養成するためには、医学・産業・学界の協力体制の構築が何よりも求められています。特に、医療分野に特化した開発環境構築のための医療人工知能Primitive serviceの開発が欠かせません。Cloud環境で医療人工知能に必要なPrimitive Serviceを活用すると、専攻実習の実務環境と同じ開発環境を経験できるからです。この過程でNAVERクラウドとの長期的な協力も期待しています。
インタビューを終えて NAVERクラウドチームの感想
昨年の「医療データハッカソン」イベント開催当時、NAVERクラウドも共同主催として一緒にPR・運営させていただいたことを覚えています。50ものチームが繰り広げた熱い競い合いに高性能クラウドGPUサーバを提供できて、非常にうれしかったです!
今回のインタビューを通じて「AI技術が医療に適用されれば、私たちの暮らしはもっと良くなるだろう」と漠然と想像していたことが現実のものになりつつあることを実感しました。地域内8か所の地域産学協力センターを運営し、医療・産業・学界が様々な協業を展開しているという点も印象深かったです。技術や産業の発展は、独りではなくみんなが一緒になって努力するからこそ成り立つということも改めて実感しました。
AI技術の研究、そして地域社会と共同成長に向けて、今日も尽力している建陽大学。たくさんのご声援を送ってください。医療人工学科と産学協力団との積極的な協力を期待しています。
韓国ソンナム市の新型コロナウイルス能動監視システムを、NAVERクラウドプラットフォームのCLOVA AiCallで構築しました。
新型コロナウイルスの対応としてCSに関する様々な対策が講じられていますが、韓国キョンギ道ソンナム市はNAVERクラウドプラットフォームの CLOVA AiCall商品を活用してAIケアコール相談サービスを構築しました。
CLOVA AiCallは、クラウドによる音声認識、音声合成、チャットボット、テキスト分析といったサービスを提供するAI統合管理ソリューションツールです。小規模事業者から大手企業の顧客サポートまで幅広く使っていただける、電話による相談および予約のための対話型AIサービスです。24時間体制のお問い合わせ対応や予約、依頼された仕事の処理、リサーチ、販売、単なる電話の応対、顧客満足度調査のようなCS業務、そして診療予約から特殊な医療患者の管理まで医療、金融、公共など分野に特化されたサービスです。
ソンナム市のAIケアコールサービスは、「CLOVA AiCall」が能動監視対象者に体調確認や管理のための電話をかけます。一日に2回(午前9時と午後3時)、自動で電話をかけて発熱や呼吸器症状などをチェックし、その結果を保健所の担当者にEメールで共有することで、担当者が必要な措置が取れるようにします。能動監視対象者が電話に出なかった場合、10分後にさらに2回電話をかけてトータルで3回にわたり電話に出なければ担当者にEメールで知らせます。
CLOVA AiCallのCall Centerのプロセス
包括的なカスタマーセンターの機能をサポートします。
既存の能動監視対象者に対するチェック方法は、保健所の担当者がいちいち電話をかけなければなりませんが、AIケアコールサービスではAIが人間の代わりにチェック業務をやってくれるだけに、保健所の仕事効率アップや迅速な対応に役立っています。また、みんなができるだけ避けたい対面業務を全面非対面にした点も注目に値します。テクノロジーが新型コロナウイルスの影響下で厳しい状況にある人々を助ける良い例になると思います。
皆様のビジネスのためのCLOVA AiCallサービスは、NAVERクラウドプラットフォームから提供されています。
詳しくは以下のリンクをご参考ください。
NAVERクラウドプラットフォームの優れたインフラとソリューションを活用して、簡単にビジネスを拡張してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました!
Retail & Insight: ー地域スーパーへO2Oプラットフォーム『トマトPOS』
皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです。
本日ご紹介する導入事例は、韓国唯一のB2C・B2B統合スーパーマーケットプラットフォーム専門企業のRetail & Insightです。
食品流通の経営コンサルティング及びシステム構築で韓国トップのRetail&Insightは、NAVERクラウドプラットフォームをどのように利用しているのか気になりますね。
インタビューから詳しく聞いてみましょう。
1. 会社とサービスについて紹介してください。
Retail & Insight(以下RI)は、「韓国唯一のB2C・B2B統合スーパーマーケットプラットフォーム」専門企業であり、食品流通の経営コンサルティングとシステム構築分野で韓国トップの企業です。RIは、地域のスーパー業界が持つ高い成長潜在力に注目してきました。地域のスーパー業界が流通大手やオンライン流通に対抗できるITオンラインインフラを構築して、ハイパーコネクテッド・リテールプラットフォームHCRP(Hyper-Connected Retail Platform)を実現したいと思っています。
そのために、RIは業界で初めてオンラインとオフラインを分けない新しい決済方法を搭載した、スマートPOS「トマトPOS」を開発しました。これを地域のスーパーに無料で提供する予定です。これからも消費者や地域のスーパー、物流センター、メーカー、産地の皆が共存できるビジネスモデルを探し求め、地域のスーパーに最大限のサポートを行っていきます。
2. NAVERクラウドプラットフォームを選んだ理由は何ですか?
弊社がNAVERクラウドプラットフォームを選んだ理由は、とても明確です。全国各地のストアの店主とユーザーがメインターゲットとなる弊社サービスの特性上、初期の企画段階からクラウドを考えていました。NAVERクラウドプラットフォームは、韓国のソリューション会社として韓国国内にインフラと会員を幅広く備えており、NAVERのソリューションや事業の運営で成功しているため提携できる領域が多いと判断しました。特に、NAVERクラウドプラットフォームが地域のスーパーとの共存ビジネスに対して強い意志を見せたことが気に入りました。そのため、ビジネスの立ち上げ段階からNAVERクラウドプラットフォームと一緒にシステムを作っていこうと決めました。
IT関連トラブルが発生する場合、スピーディーに対応してもらえることも重要なポイントです。海外勢を利用すると問題が発生した時、どうしても対応に限界を感じますが、NAVERクラウドプラットフォームはよりスピーディーに問題を解決できるからです。また、費用的な面やPR、マーケティングに対するサポートもよかったです。
3. NAVERクラウドプラットフォームのどんなサービスを利用していますか?
利用しているサービスは次のとおりです。これからも継続して利用サービスを拡大したいと思っています。
4. NAVERクラウドプラットフォームの特徴またはメリットは何ですか?
NAVERクラウドプラットフォームは韓国人に馴染みのあるUI/UXになっているため、簡単に利用することができます。速度や安定性といった面でも、弊社が期待していたレベルのパフォーマンスが出ています。何よりも、意見を提案したとき積極的かつポジティブに対応してもらえる点がNAVERクラウドプラットフォームの最大メリットだと思います。
5. クラウドアーキテクチャをどのように構成しているのか教えてください。
弊社のサービスは、世界で初めて2万ヵ所のスーパーの6万個のPOSがクラウドに載せられて運用されるプラットフォームです。それを勘案して次のようにクラウドアーキテクチャを構成しています。
6. 今後、NAVERクラウドプラットフォームを活用してどんなサービスを提供したいと思いますか?
弊社は現在O2O基盤のトマトPOSを地域のスーパーに提供していますが、今後は他のリテール分野やF&B業界にもサービスを拡大する計画があります。さらには、トマトPOSベースのオフライン決済やオンラインAPPサービスなどのB2Cから「トマトマーケット」という名前でスーパーのB2Bまでサービスを広げていく考えです。
また、弊社は各地のスーパーにてリアルタイムで取引される流通情報がたまった「ビッグデータ」を分析して、逆に地域のスーパーに役立つ競争力のあるインサイトを提供したいと思っています。弊社サービスとNAVERクラウドプラットフォームのインフラを融合することで、顧客に競争力のあるリテールインサイトを提供するシナジーを出せると思います。
Retail & Insightは、NAVERクラウドプラットフォームの地域スーパーとの共存ビジネスに対する経験と理解をメリットとして挙げられました。
ビジネスには、やはりNAVERクラウドプラットフォームが正解!
NAVERクラウドプラットフォームの優れたインフラとソリューションを活用して、簡単にビジネスを拡張してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました!
大学リモート教育のためのLMSニーズに増加にNAVERクラウドプラットフォームが対応しています。
新型コロナウイルスの拡大により、各大学はリモート教育に移行しており、LMSと呼ばれる学習情報システムに対するニーズが高まっています。NAVERクラウドプラットフォームはLMS専門エデュテック企業と提携して安定したクラウドサービスを提供するなど、学生たちがスムーズに受講できるよう努めています。現在、カチョン大学をはじめ、インチョン大学、ジョンナム大学など約40大学が利用しており、特にセジョン大学では、オンライン授業による急なトラフィック増加に有効に対応すべく、リモート教育システムを含む学事行政システム全体をNAVERクラウドプラットフォーム上から運営しています。
各LMS専門企業、そしてNAVERクラウドプラットフォームと提携している多くの大学では、様々なクラウドサービスを利用しています。サーバーやストレージ、DB、インフラ、セキュリティ、CDN、AI、メディアサービスなどを活用して、便利なリモート教育環境だけでなく、個人情報と教育コンテンツを安全に保護できる環境づくりに力を入れています。
では、約40大学の中からカチョン大学とセジョンサイバー大学の活用事例について見ていきましょう。
カチョン大学のクラウド導入による効果
カチョン大学が導入したクラウド基盤LMSは、NAVERクラウドプラットフォームから提供される VOD Stationが取り入れられています。 VOD Station (Video on Demand Station)では映像ストリーミングを実現できるほか、映像全体を小サイズのパケットにパケット化して伝送するので安定した品質を提供します。
カチョン大学が導入したクラウド基盤LMSは、NAVERクラウドプラットフォームから提供される VOD Stationが取り入れられています。 VOD Station (Video on Demand Station)では映像ストリーミングを実現できるほか、映像全体を小サイズのパケットにパケット化して伝送するので安定した品質を提供します。
そこにCDN(Contents Delivery Network)を連携して大量のトラフィックが発生しても、途切れることなく安定したオンライン受講が出来るようにしました。
セジョンサイバー大学のクラウド導入による効果
セジョンサイバー大学も教育革新インフラづくりを掲げ、リモート教育システムを含む学事行政システムなどシステム全体をクラウド基盤にシフトしました。また、チャットボットや音声認識といったAIサービスを取り入れるなど、未来志向のシステムの設計に積極的です。
それを通じて、安定したコンテンツ提供やインフラ拡大が可能なシステム環境を確保できました。更には、コストカット、そしてウェブ基盤の運営ツールを活用した便利なインフラ全体の管理、柔軟なトラフィック対応も可能になりました。
NAVERクラウドプラットフォームは、ユビオンやメディオピアテック等のエデュテック企業と技術提携をしています。また、 Green RookieというAcademic支援プログラムを通じて、NAVERクラウドプラットフォームを提携教育機関の学生や教職員に気軽に利用していただけるよう、割引クレジット提供やクラウド技術資格選考料支援、クラウド教育受講の機会提供といった特典を与えています。
また、NAVERクラウドプラットフォームは韓国教育学術情報院(KERIS)のe学習の場にもクラウドを提供しています。 KERISのオンライン始業の話は次回にご紹介しますので、楽しみにしてください!
ありがとうございました。
世界160カ国で利用できるSKTローミングサービス「baro」も選んだNAVERクラウドプラットフォーム!
海外でも国内と同じように自由に高品質のデータ音声通話ができるサービス「baro」も選んだNAVERクラウドプラットフォーム!
世界中どこでもクリアな通話品質を費用負担なく自由に体験できる!
遠く離れていても臨場感たっぷりのデータ通話「baro」
皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです!
本日ご紹介する導入事例は、SK Telecomが運営する海外ローミングサービス「baro」です。「baro」も他の導入事例と同じように、NAVERクラウドプラットフォームを活用して安定的なサービスを運営しています。SK Telecomのデータ通話サービス「baro」がどうしてNAVERクラウドプラットフォームを選んだか、そして、どんなクラウド商品を活用しているか、次のインタビューから見てみましょう!
Interviewee:SKT baroサービスマネージャー、チョ・ジュヨンさん
Q1.SKTのサービスについて紹介してください。
T Phoneは2014年2月にリリースされ、今年で6年目を迎える通話プラットフォームで、現在1400万人の登録者を持つサービスです。
T Phoneは、通話に関する様々な便利機能を提供しています。まず、迷惑電話を自動的に遮断する機能があります。また、グループ通話機能を使って複数の相手との同時通話ができます。ARスタンプを使って、面白いビデオ通話「collar」も楽しめます。
さらに2018年12月には、SKTユーザー向け海外ローミングサービス「baro」がリリースされました。baroの最も大きな特徴は、海外でも国内と同じように費用負担なく高品質の音声通話ができるということです。それが可能な理由は、mVoIP基盤の音声通話を実現したためです。また、通信キャリア事業者としては初めて、音声網とデータ網を連動させました。
Q2.「baro」ローミングサービスの準備過程で、最も気を配った点を教えてください。
「baro」プロジェクトで最重視したのは、お客様の海外での通話クオリティの向上でした。海外で通話をする際によく発生する通話音質の問題や通話の遅延など、お客様に満足してもらえなかった点を改善するために努力を重ねました。baroは一般的なWebサービスでなく、ネットワークに影響されやすい音声通話サービスなので、品質について厳しくチェックすべき点が非常に多かったです。そこで、お客様が使用する様々な端末を用いて、世界主要国で複数回にわたりテストを実施しました。特に地域別サービスの品質の最適化に力を入れました。
Q3.サービス構築にNAVERクラウドプラットフォームを選んだ理由を教えてください。
「baro」の目標は、高い品質と安定性の実現でした。ローミングサービスは基本的に、海外にいる利用者と国内にいる利用者をつなぐ構造になっているため、海外で発生したトラフィックをいかに素早く安定的に国内までつなぐかが肝心でした。このミッションをクリアするために、NAVERクラウドプラットフォームを選択しました。NAVERクラウドプラットフォームは韓国に拠点がある上で、NAVERとLINEで既に数多くのグローバルサービスを展開しているため、海外と韓国国内のクラウドインフラに関するノウハウを持っている点が一番のメリットでした。それに、NAVERクラウドプラットフォームは非常に柔軟なクラウド環境を提供しているため、SK Telecomの音声処理技術を効果的に適用できると期待しました。
Q4.NAVERクラウドプラットフォームのどのサービスを利用していますか?
ServerとStorage、Global Region、VPN、そしてSKT On-Premiseインフラとの連携に必要なCloud Connectまで、様々なNAVERクラウドプラットフォームサービスを利用しています。その中で一番印象に残ったのはGlobal Regionサービスです。複数のグローバルリージョンをまるで一つのデータセンターのようにまとめて、プライベートネットワーク区間として構成して使用することができて非常に便利でした。そのおかげでプロジェクトの実施に伴う投資費用だけでなく、管理費用まで削減することができました。
T Phoneは、2019年にも様々なサービスの拡張を計画しています。基本的に1000万人以上の利用者を保有しているため、繁忙期やイベント実施によってトラフィックの変動が非常に激しくなると見込んでいます。このようにトラフィックが急に集中したり、新しい機能を追加する必要があるとき、NAVERクラウドプラットフォームを利用すれば短時間で、速やかに、効率よく処理できるだろうと期待しています。
Q5.NAVERクラウドプラットフォームのメリットは何だと思いますか?
グローバルサービスに関するノウハウと経験に基づいたカスタマーサポートだと思います。グローバルサービスに関するノウハウを持っていることが一番のメリットだと思います。また、プロジェクトを進める中で、素晴らしいカスタマーサポートを体験することができました。コンサルティング担当者の方がNAVERで大規模なグローバルサービスをたくさん経験されていて、基本的にサービスについて深く理解されていました。また、必要に応じて、迅速かつ積極的にカスタマイズされたソリューションを提案していただき大変助かっています。
Q6.最後に何か一言あればお願いします。
『baro』をきっかけにNAVERクラウドプラットフォームと協力関係を構築することができて、本当に嬉しく思います。これからもNAVERクラウドプラットフォームを活用して、『baro』のほかにも様々なサービスを展開していきたいと思います。
SKTローミングサービス「baro」はNAVERクラウドプラットフォームとグローバル企業で成長し、これからの成功ストリーに楽しみにしてください。
ありがとうございました。
[導入事例] PLAYWITH 「GAMEPOTを通じて、ロハンMのユーザー情報を効率的に確認できるようになりました。」
皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです。
本日ご紹介する導入事例は、ゲーム開発及びパブリッシング事業を営んでいるPLAYWITHです。
PLAYWITHが2019年6月27日に発売したモバイルゲーム「ロハンM」は、Google Playの売上ランキングで2位を達成しました。
基本はしっかりしていて、色んなキャラクターを育てる楽しさが加わり、多くのプレイヤーから愛されているMMORPGです!「ロハンM」は、NAVERクラウドプラットフォームの「GAMEPOT」を利用してユーザー情報を管理していますが、どうやって円滑なユーザー管理ができているのか次のインタビューから確認してみてください。
「ロハンM」
14年間サービスを提供してきた大作ゲーム「ロハン」!
PCで経験したワールドとモンスターを、モバイルでも楽しんでください!
Interviewee:PLAYWITHチーム長 ユン・テソンさん
Q1. PLAYWITHという会社と、現在PLAYWITHが提供しているサービスについて紹介してください。
PLAYWITH Inc.は、グローバル向けの総合ゲームコンテンツを製作する会社です。PLAYWITH Inc.は、1998年に始めたゲームマーケティング及びライセンス事業を皮切りに、現在はオンラインゲーム開発とパブリッシングに携わっているゲームコンテンツ会社です。これまで 「ロハン」、「Seal Online」などを独自開発してサービス提供して開発とパブリッシングの能力まで確保し、韓国国内だけでなく、グローバル市場の開拓においても先導的な役割を果たしています。
また、コンテンツサービスの専門化とグローバル化に向けて、Playwith Games、Playwith Interactive、Playwith Taiwan、Playwith Latin America、Playwith Thailandなどといった開発・海外パブリッシング用ネットワークを構築しています。PLAYWITHは、ゲームコンテンツのパブリッシングに関するノウハウと自主開発力をもとに、開発の専門化を図りながら、グローバルゲーム開発会社及びパブリッシャーとして跳躍しています。
Q2.どうしてNAVERクラウドプラットフォームを選択しましたか?
NAVERクラウドプラットフォームなら、顧客のニーズに素早く対応してくれると思いました。
実は、NAVERクラウドプラットフォームが2018年に開催したセミナーに参加したことがあります。また、同じ時期に知り合いからの紹介でNAVERクラウドプラットフォームのことを知りました。その後、打ち合わせを通じていろいろと話が進み、実際に使ってることになりました。NAVERクラウドプラットフォームは、24時間体制のコミュニケーションを通じて顧客会社をリアルタイムで迅速に管理してくれます。また、改善が必要な状況を把握して、より良いサービスの提供のために工夫しています。 PLAYWITH Inc.も、「ユーザーの声に丁寧に耳を傾けて、迅速に修正・対応することでユーザーが求めるゲームを速やかにお届けする」といったモットーを掲げています。その点で、NAVERクラウドプラットフォームとは互いに通じるところがあると思ったので、使ってみることにしました。
Q3.NAVERクラウドプラットフォームのどのサービスを利用していますか?
サービス利用後に役に立ったことがあれば教えてください。「GAMEPOT」サービスを通じて、簡単かつ迅速にユーザー情報を確認できるようになりました。
「GAMEPOT」を利用する前は、ユーザー情報を確認するために複雑な過程を経る必要がありました。しかし、GAMEPOTを導入してからは、特にアイテム未支給や払い戻し問題(アビューズ行為)など決済に関する内容の確認が容易になり、ユーザー管理をさらに円滑に行うことができるようになりました。アイテム未支給については、ユーザーの決済情報と過去の決済履歴などをより簡単に把握できるようになったため、個別のプッシュやCSの対応履歴などで顧客対応を行っています。このように、「GAMEPOT」の一番のメリットは、ユーザー管理がやりやすくなったことだと思います。それが本サービスを利用する上で最も役に立っています。
Q4.NAVERクラウドプラットフォームの特徴またはメリットは何だと思いますか?
「GAMEPOT」は、ゲームサービスを行う上で無駄なリソースを省いてくれる商品だと思います。
GAMEPOTを利用すれば、ゲーム運営に必要なクーポンや決済、ログイン、メッセージ、統計などすべての機能を簡単に開発できます。利便性を最大化した商品なので、必要な情報を手軽に確認して、顧客のニーズに素早く対応することができます。リソースの効率化が必要なゲーム会社にとって大きく役立つと思います。
NAVER クラウドプラットフォームのGAMEPOTを活用したPLAYWITHの「ロハンM」、これからの活躍を楽しみにしています!
ありがとうございました!