世界160カ国で利用できるSKTローミングサービス「baro」も選んだNAVERクラウドプラットフォーム!

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海外でも国内と同じように自由に高品質のデータ音声通話ができるサービスbaro」も選んだNAVERクラウドプラットフォーム!

世界中どこでもクリアな通話品質を費用負担なく自由に体験できる!
遠く離れていても臨場感たっぷりのデータ通話baro

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皆さん、こんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです!

​本日ご紹介する導入事例は、SK Telecomが運営する海外ローミングサービスbaroです。baroも他の導入事例と同じように、NAVERクラウドプラットフォームを活用して安定的なサービスを運営しています。SK Telecomのデータ通話サービスbaroがどうしてNAVERクラウドプラットフォームを選んだか、そして、どんなクラウド商品を活用しているか、次のインタビューから見てみましょう!

 

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Interviewee:SKT baroサービスマネージャー、チョ・ジュヨンさん

 

Q1.SKTのサービスについて紹介してください。 

T Phoneは2014年2月にリリースされ、今年で6年目を迎える通話プラットフォームで、現在1400万人の登録者を持つサービスです。

T Phoneは、通話に関する様々な便利機能を提供しています。まず、迷惑電話を自動的に遮断する機能があります。また、グループ通話機能を使って複数の相手との同時通話ができます。ARスタンプを使って、面白いビデオ通話「collar」も楽しめます。

さらに2018年12月には、SKTユーザー向け海外ローミングサービス「baro」がリリースされました。baroの最も大きな特徴は、海外でも国内と同じように費用負担なく高品質の音声通話ができるということです。それが可能な理由は、mVoIP基盤の音声通話を実現したためです。また、通信キャリア事業者としては初めて、音声網とデータ網を連動させました。

Q2.baroローミングサービスの準備過程で、最も気を配った点を教えてください。

「baro」プロジェクトで最重視したのは、お客様の海外での通話クオリティの向上でした。海外で通話をする際によく発生する通話音質の問題や通話の遅延など、お客様に満足してもらえなかった点を改善するために努力を重ねました。baroは一般的なWebサービスでなく、ネットワークに影響されやすい音声通話サービスなので、品質について厳しくチェックすべき点が非常に多かったです。そこで、お客様が使用する様々な端末を用いて、世界主要国で複数回にわたりテストを実施しました。特に地域別サービスの品質の最適化に力を入れました。

Q3.サービス構築にNAVERクラウドプラットフォームを選んだ理由を教えてください。

「baro」の目標は、高い品質と安定性の実現でした。ローミングサービスは基本的に、海外にいる利用者と国内にいる利用者をつなぐ構造になっているため、海外で発生したトラフィックをいかに素早く安定的に国内までつなぐかが肝心でした。このミッションをクリアするために、NAVERクラウドプラットフォームを選択しました。NAVERクラウドプラットフォームは韓国に拠点がある上で、NAVERとLINEで既に数多くのグローバルサービスを展開しているため、海外と韓国国内のクラウドインフラに関するノウハウを持っている点が一番のメリットでした。それに、NAVERクラウドプラットフォームは非常に柔軟なクラウド環境を提供しているため、SK Telecomの音声処理技術を効果的に適用できると期待しました。

Q4.NAVERクラウドプラットフォームのどのサービスを利用していますか?

ServerStorageGlobal RegionVPN、そしてSKT On-Premiseインフラとの連携に必要なCloud Connectまで、様々なNAVERクラウドプラットフォームサービスを利用しています。その中で一番印象に残ったのはGlobal Regionサービスです。複数のグローバルリージョンをまるで一つのデータセンターのようにまとめて、プライベートネットワーク区間として構成して使用することができて非常に便利でした。そのおかげでプロジェクトの実施に伴う投資費用だけでなく、管理費用まで削減することができました。

T Phoneは、2019年にも様々なサービスの拡張を計画しています。基本的に1000万人以上の利用者を保有しているため、繁忙期やイベント実施によってトラフィックの変動が非常に激しくなると見込んでいます。このようにトラフィックが急に集中したり、新しい機能を追加する必要があるとき、NAVERクラウドプラットフォームを利用すれば短時間で、速やかに、効率よく処理できるだろうと期待しています。 

 

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Q5.NAVERクラウドプラットフォームのメリットは何だと思いますか?

グローバルサービスに関するノウハウと経験に基づいたカスタマーサポートだと思います。グローバルサービスに関するノウハウを持っていることが一番のメリットだと思います。また、プロジェクトを進める中で、素晴らしいカスタマーサポートを体験することができました。コンサルティング担当者の方がNAVERで大規模なグローバルサービスをたくさん経験されていて、基本的にサービスについて深く理解されていました。また、必要に応じて、迅速かつ積極的にカスタマイズされたソリューションを提案していただき大変助かっています。

 

Q6.最後に何か一言あればお願いします。

『baro』をきっかけにNAVERクラウドプラットフォームと協力関係を構築することができて、本当に嬉しく思います。これからもNAVERクラウドプラットフォームを活用して、『baro』のほかにも様々なサービスを展開していきたいと思います。

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SKTローミングサービス「baro」はNAVERクラウドプラットフォームとグローバル企業で成長し、これからの成功ストリーに楽しみにしてください。

ありがとうございました。

 

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