ラッシュガード韓国1位「バレル」、 トラフィックにもサーfバーダウンすることなく、売上増につながった秘訣は?

Image for postこんにちは。NAVERクラウドプラットフォームです。

今日は、ラッシュガードと言えば真っ先に浮かんでくるサーフブランド「バレル」のクラウド活用事例についてご紹介します。

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最近大きな話題を呼んだドラマ「夫婦の世界」で熱演した女優ハン・ソヒさんを新しいモデルに抜擢し、ウォータースポーツだけでなく、ヨーガやピラティス用スポーツウェア[バレルフィット]にも力を入れています。Image for post

「バレルデー」または「スウィムデー」という言葉を一度はお聞きなっていると思いますが、バレル社は毎年後半期に定期バーゲン・セールを行っています。(ちなみに、今年はレギンスデ-を用意しているとか!) 破格の割引で毎回、話題のキーワード1位となり、売上を大きく伸ばしています!

このように最近は、大規模のオンラインプロモーションが活発に行われ、消費者から評判を得ています。しかしながら、その人気と共にできるトラフィックによるサービス障害は、避けて通れない存在になってしまい頻繁に起きています。それを解決するためにクラウドを活用すれば、プロモーション中はサーバーを柔軟にスケーリングする一方で、プロモーション終了後は通常のサイズに戻すことができます。それにより、企業側は費用・運営の負担を減らせる一方で、消費者側はアプローチしやすくなります。Image for post

バレル社が大規模なトラフィックにもサーバーダウンすることなく、成功的にプロモーションを開催できたのは、クラウドインフラが大きく貢献しました。バレル社は昨年までは、韓国のある有名な電子商取引プラットフォームを介しプロモーションを進行しましたが、トラフィック急増によってサイトが麻痺してしまい、オンライン売上のほとんどは、NAVERストアファームから発生しました。バレル社は、それを教訓にしてNAVERクラウドプラットフォームに切り替え、その結果、50倍以上のトラフィックが増加したにも関わらず、サイトへの接続はスムーズで、安定的にプロモーションが行われました。

その結果、通常と比べサイトのページヴューは70倍増加、ユニークユーザー数は39倍増加となりました。

安定的なサービスの提供に向けたインフラ活用は、バレル社だけでなく、他のネット通販やネットサービス業者の方々も大変お気になるところではないかと思います。

“ バレルはどうやって大規模なトラフィックにもサーバーダウンすることなく、安定的なサービスが可能だったのか。

 通常のバレル社のウェブインフラは、ウェブサーバー2台、画像処理1台、DBサーバー2台、検索サーバー1台で構成されています。但し、プロモーションではウェブサーバー45台、画像処理2台、DBサーバー5台、検索サーバー3台に増設しました。更に、機会損失を回避し様々なコンテンツを素早く配信する「CDN」や、サーバーの性能と負荷量を考慮しネットワークトラフィックを分散させる「ロードバランサー」も使用しました。

[インフラ構成図 before]
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[インフラ構成図 after]

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他にもサービス中に記録されるログを一箇所にまとめて保存し、簡単に分析できる「’Cloud Log Analytics」や、様々なセキュリティ上の脅威をリアルタイムで検知する「Security Monitoring」、データを安全にバックアップできる「Backup」も活用しました。ポイントを下記の通りまとめてみました。

  • 従来と比べ20倍Scale outしたウェブサーバー
  • DBサーバーの柔軟なScale up / out
  • CDN(Contents Delivery Network)適用

サーバーダウンはせず売上はアップ!NAVERクラウドプラットフォームと一緒なら実現できます。ここまで、NAVERクラウドプラットフォームを活用することで、トラフィックの急増にも安定的なサービスができることをバレル社の事例から紹介しました。

お問い合わせは、NAVERクラウドプラットフォームの顧客サポートまでにお願い申し上げます。

ありがとうございました。

 

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