LemonHealthcareの簡単でスピーディーな医療サービスの秘訣、NAVERクラウドプラットフォーム🏥
こんにちは。誰でも簡単に始められるクラウド、NAVERクラウドプラットフォーム ncloud.comです。
最近は、個人の医療データを活用したサービスが増えています。国民は誰でも自らの医療情報を 携帯電話等を通じて簡単に照会し、希望する場所や目的に使用できるよう、デジタル転送も可能な環境になっています。
しかし、保健医療データは 個人の健康情報が入っている重要なデータであり、徹底した管理や注意が必要であることから 懸念の声も高まっています。
デジタルヘルスケアサービスのリーディングカンパニーである LemonHealthcareは、デジタルヘルスケアの時代をリードする企業です。
LemonHealthcareのサービスには、NAVERクラウドの IaaSと Security 技術が適用されています。その詳細についてご紹介します。
NAVERクラウド顧客会社のインタビュー : LemonHealthcare
Q. こんにちは。LemonHealthcareとサービス状況について紹介してください。
LemonHealthcareは、患者と医療機関を便利かつスマートにつなげる デジタルヘルスケアのプラットフォームを構築する会社です。代表サービスである LemonCareは診療受付や待機、病院費の収納、処方箋の提出、証明書の発行、保険請求など患者が経験する全過程をモバイルで自動化し、医療サービスの品質と効率を向上させます。
メディカルフィンテックとインシュアテックのプラットフォームである「請求の神」は、非対面の保険金請求に特化した アプリケーションであり、モバイルワンストップで各種証明書の発行や保険料の請求が可能です。
現在韓国の上級総合病院45か所のうち35か所の病院を含め、全国110か所以上の病院がLemonHealthcareと協力して、サービスアプリケーションを構築しています。ソウル大学病院、ソウル峨山病院、セブランス病院など首都圏の大学病院はもちろん、慶北大学病院、釜山大学病院、済州大学病院など地域拠点の上級病院や総合病院でも LemonCareプラットフォーム基盤のスマート病院サービスを運用しています。
病院と患者をつなぐ LemonCareプラットフォーム、保険請求の特化型サービスである「請求の神」アプリケーションのいずれも、NAVERクラウドプラットフォーム IaaS(WEB、WAS、DB)をベースに運用しています。
個人の医療情報は、各病院内部に構築されたサーバでアクセスしますが、当該データを利用者に伝えて表示する過程は NAVERクラウドプラットフォームを通じて行われます。医療データを取り扱うだけに、サーバセキュリティのための Securityサービスも多数利用しています。
Q. NAVERクラウドプラットフォームを選択したきっかけは何ですか?
保健医療データは個人の健康に直結するものであるため、徹底した保護と注意が必要です。クラウドの利用において最も重視することもセキュリティコンプライアンスの遵守であり、KISAの ISMS認証と CSAP認証が重要な要素でした。特に、上級総合病院は ISMS認証義務機関であり、教育部傘下の国立大学病院、福祉部、労働部傘下機関の病院は公共機関として クラウド振興法に基づき、CSAP認証を受けたクラウドを使用する必要があるからです。
NAVERクラウドプラットフォームは、韓国で初めて CSA Star Goldランクと MTCS Lv.3を取得するなど、国内外の公認認証機関から高レベルのセキュリティが認められており、各産業に適したコンプライアンスをサポートできることが利点です。
Q. クラウドのメリットは何でしょうか?
LemonCareは病院別にそれぞれのシステムを構築する代わりに、クラウドベースでサービスを開発、運用しています。クラウドのメリットは、サービスのアップグレードが非常に容易であることです。LemonCareプラットフォームの詳細機能はクラウド上で継続的に追加され、アップグレードされます。110か所以上の病院では、必要なサービスを取捨選択して患者用のアプリサービスを運用しています。
2020年に新型コロナ感染者が急激に増加した時には、保健福祉部および韓国保健医療情報院から発注を受け、生活治療センターの非対面診療システムを構築しました。本来は、政府統合電算センター(国家情報資源管理院)に構築する必要がありましたが、迅速で安全なシステムの適用が必要な状況でした。結果的には、NAVERクラウドプラットフォームを利用して、1か月でサービスを構築することができました。
Q. その他、追加導入を検討しているサービスもありますか?
2017年からクラウドを利用しているため、現在は Classic環境でサービスを利用しています。そのため、LemonCareプラットフォームの VPC移転に向けて PoCを進めています。VPC環境はオンプレミスからクラウドにマイグレーションする際に、既存のネットワーク構造を実装しやすいというメリットがあり、より詳細に高レベルのセキュリティを設定できます。
また、公共医療機関については、NAVERクラウドプラットフォームの公共クラウドを利用するなど、用途別にネットワークを構成してセキュリティレベルを強化し、オートスケールを適用して柔軟なリソース管理により、サービス品質を強化していこうと思います。
Q. 最後に LemonHealthcareのビジョンを教えてください。
データ3法の改正後、金融分野では本人の信用情報や金融サービスに 簡単にアクセスできるデジタルサービスが多数できましたが、医療部門には何もない状態でした。本人の医療情報であるにもかかわらず、依然として病院に行き、診療記録の写しを紙で発行してもらうのがすべてでした。
LemonHealthcareは、病院の医療情報に 患者本人が直接アクセスできるデジタルサービスを作成しています。患者・病院・薬局·金融機関で医療データを柔軟かつ安全に連携することにより、医療サービスの全過程をスマートフォンで便利に利用できるようになりました。今後、「医療データの高速道路」と呼ばれるレベルに サービスを強化し、発展させていく予定です。