[導入事例] Virtual Lab: 「研究情報の安全を守ってくれるセキュリティ性がとても素晴らしいです。」
本日の導入事例は、クラウド基盤の素材シミュレーション・ウェブプラットフォームの「Materials Square」を提供する 「Virtual Lab」です。
Virtual LabはMaterials Squareを利用して、今まで大学や研究所で素材研究のためにスーパーコンピューターで複雑な演算をしていた不便さをなくし、ウェブブラウザさえあれば誰でもわずかなクリックで素材の特性を計算し、それに基づいた分析結果を導出するサービスを提供しています。
様々な素材研究を一層簡単に行えるように手助けするMaterials Square!
Virtual Labは、今年3月からNAVERクラウドプラットフォームにクラウドアーキテクチャを構成しており、以前より優れたセキュリティと安定性のもとでサービスを供給する予定だそうですが、NAVERクラウドプラットフォームの商品がどのように活用されているのか、確認してみましょう!
Interviewee: パク・ミンギュ, Virtual Lab技術研究所取締役
Q1. 会社とサービスについて紹介してください!
Virtual Labは、2016年に韓国科学技術研究院出身の研究者が、韓国技術ベンチャー財団とソウル市ソウル創業成長センターの支援を受けて創業した会社です。現在Materials Squareを利用して素材研究シミュレーションをサポートして研究費用を抑え、利用者がもっぱら素材研究に集中できるプラットフォームを提供するよう努めています。
Q2. NAVERクラウドプラットフォームを選択した理由は何ですか?
当社はクラウドを選択する際にセキュリティを一番重要視しますが、NAVERクラウドプラットフォームが韓国で初めて「CSA STAR」認証を受けたことに加え、最近はSOC国際認証を取得するほどセキュリティに優れていることを知り、選択しました。
また、NAVERクラウドプラットフォームを利用すると、マーケットプレイスから当社サービスを販売することができるため、より多くの利用者を獲得したり、容易にマーケティングを行えるというメリットがありました。
*ここに注目!「マーケットプレイス」では、NAVERクラウドプラットフォームが提供する様々なソリューションを利用することができます。
Q3. NAVERクラウドプラットフォームのどんなサービスを利用する計画ですか?どんなアーキテクチャで構成しましたか?
NAVERクラウドプラットフォームから利用したいサービスは以下の通りです。
> HPC: 高性能コンピューティング
> Load Balancer: 安定したサービスとトラフィック分散
> Object Storage: データ保存
> Block Storage: サーバ割当用データの貯蔵庫
ストレージに関しては、NAVERクラウドプラットフォームからカスタマイズ・提供されるストレージのインフラ、そしてそれに伴う強固なセキュリティ機能が最も大きく役に立つだろうと予想しています。
Q4. NAVERクラウドプラットフォームの特徴、もしくはメリットは何ですか?
NAVERクラウドプラットフォームの一番のメリットは、やはり優れたセキュリティ性だと思います。他にも、グローバルモバイルサービスLINEのノウハウが詰まったクラウドコンソールの優れた可読性や、馴染み深いUI/UXは、他社に比べてずっと便利だと思います。
顧客サポートの面でも、サービス利用時に発生した問題や障害を迅速な技術支援で解決してくれたので、満足でした。
Q5. 今後、NAVERクラウドプラットフォームを活用してどんなサービスを提供したいと思いますか?
今後Virtual Labは、NAVERクラウドプラットフォームを介して大学、大学院、研究所、企業などを対象に教育コンテンツサービスを提供する予定です。大学や企業で行われる素材関連教育が、実際の産業クラスタや現代の素材技術により近づくように、当社サービスを発展させていきたいです。
今日はVirtual Labの導入事例からNAVERクラウドプラットフォームのメリットについて話してみました。
研究者が最適な環境で素材シミュレーションを行えるよう、日々努力しているVirtual Labのように、NAVERクラウドプラットフォームも安全なクラウドインフラ環境を提供できるよう、これからもがんばります!